2022-11-28 (Mon)✎
岡山の後楽園に行ってきました。 2022/11/27 今年最後、紅葉のピークだ
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昨年は香川の栗林公園に行ったので、今年は同種の庭園である岡山の後楽園に行ってきた。両者はとても良く似ていると思う。入場料は大人¥410.と安い。それに入場チェックが緩く、ほっこりするね。岡山の県民性?ちなみに私も岡山出身。毎年この季節になると短い紅葉の好機を狙って頻繁に紅葉見物に出かけている。
紅葉が多いスポットは2ヶ所ほどあった。

イロハモミジというのかな。同じ木で葉っぱの色が緑―黄―オレンジ―赤とグラデーションしている。とてもきれいだ。
ここにも錦鯉がたくさんいる。でも栗林公園の鯉の迫力には負けるかな。あちらは積み重なりそうなほど集まってきていた。生存競争が厳しそうだった。
巧妙に設計された庭だ。もみじがカラフル!でもこれも緑のバックがあってこそ映える。紅葉一色だと意外とつまらない。
京都などに比べると人の混み具合が多すぎず、程よい密度なので居心地が良い。私はブログで風景写真を頻繁にアップしているけど、最近悟った事は「人の入っていない風景写真は全然つまらない!」という事だ。これは何も知人が入って「ピース」しているのが良いというわけではない。誰でも良いからさり気なく存在するのが良い。しかし勝手に他人を写真に入れネットで公開するのは問題もあるだろう。これには「容易には人物が特定できないレベルならいーか」と勝手に解釈している。この基準なら最近はみんなマスクをしているからハードルが低い。
ところどころに茶屋がある。大好きなソフトクリームもあった。こことは別の茶屋だったけど抹茶セット\900. を注文した。岡山名物のキビだんごが付いていた。私が子供のころお土産でもらって食べたキビだんごは黄色っぽいつぶ状で、あんこは入っていなかったが最近のは色々入っている物もあるようだ。
むかしむかしイヌ、サル、キジはキビだんごと引き換えに命がけの鬼退治に参加した。正気の沙汰じゃない。でもイヌとサルは仲たがい、キジは戦力外。「鬼退治だけは勘弁してくれ~」桃太郎は嘆いた - - - 。

もみじ もみじ 紅葉と書いて「もみじ」と読むらしいが「こうよう」との読みわけが難しい。というか不可能じゃないか? 私は「もみじ」はもみじ「こうよう」は紅葉と書こう。
後ろに見えるのは岡山城。岡山城は川を挟んだ対岸にある。烏城(うじょう、カラス城)とも呼ばれるらしい。姫路の白鷺城とは好対照な黒っぽい城だ。どちらがすごいと思うかと言えば白鷺城だけど、烏城も十分に立派です。
島茶屋。小さな太鼓橋で渡る。そろそろ日が暮れる。夕日とライトのせめぎあい。
夕方五時に近づき薄暗くなってくるとライトアップが映えてくる。この夕暮れ時のライトアップの感じが結構好きだ。
ライトアップもいいけど、私としては着色光はあまり使ってほしくない。ケバいし自然のグラデーションがかき消されてしまう。やはり白色光か暖色光(電球色)くらいにとどめてほしい気がする。それも明々と照らすのではなくボンヤリとした控えめが好きだ。理想的には周囲が明るいときはライトアップも強くて良いが、周囲が真っ暗になったら光量を下げてほしい。
和傘が多数置かれ、それをスクリーンの様にして色々な模様が流れる。観光客を楽しませるための努力を各所に感じる。
次第に暗くなり、ライトアップが強調されてくる。赤一色だ。あまり綺麗だとは思えない。
これ以上暗くなるとコントラストが強くなりすぎるのか、写真としては綺麗でなくなる。素人写真では夜景はなかなか難しい。
和傘によるライトアップは良いアイデア。でも強風が吹いたら飛ばされるんではないかと心配します。固定はされてても風圧も大きいから。
幻想的といえばそうなんだけど。目で直接見る方がまだきれいです。
写真の腕が悪いだけ。

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