2018-04-16 (Mon)✎


65歳から年金がもらえるのだが、他に収入があるので実際にはゼロだといわれて、70歳まで延長を決めた。たぶん70歳になるころには、更に高齢まで支給を引き伸ばせるように制度改革がされるとおもうので、更に引き延ばそうとおもう。できる事なら死ぬまで年金なんて受け取らないで済む方が自分にも良いし国にも良いだろう。
我が家の池の守り神
池のそばにリアルな猫の置物を置いた。近くのホームセンター(ナフコ)で約¥3000だった。
リアルすぎてウチのネコどももシャーフーとか言って警戒して(おびえて?)いた。目もほんとに生きている様にキラキラしており、本物っぽい。
設置したのは昨年の12月頃だから、もうすぐ半年になる。でも全く劣化は見られないので耐久性もよさそうだ。
しかもこれの鳥よけ効果はかなりのものだ。ウチの庭にはほとんど鳥が寄りつかなくなった。以前はメジロ,スズメ,ムク,ハトまでは良かったが,カラス,はてはサギみたいな大鳥も来て、よく池の魚を盗られていたが、その心配がなくなった。
農家の人もこれを案山子(かかし)がわりに使えばどうだろう。しかし例えば1haの農地を守らせるには、10mおきに配置したとして11×11=121体。@¥2000.で仕入れたとして約24万円。これは高いのか安いのか? しかし田んぼに、このネコ人形が百体以上も並んでいる光景を想像すると笑える。
イノシシ,シカ,猿よけとなるとネコ人形では役不足。オオカミ人形かトラ人形かリアルな人の人形が必要だろう。しかしこれは一般人をギョッとさせそうなので、採用不可? ブロジェクターで大型スクリーンに危険動物(人?トラ?)の映像を映せばよいかもしれない(音声付き)。
---------------------------------------------------------------
健康問題 2017年12月頃に発覚
そこで急いで血糖値の測定器を購入することにした。しかし国内メーカーの物は使い捨ての測定用チップが通販では買えず特別な薬局に行かなくてはならない。これはとてもくだらない規制だ。こんな事をしているから日本はだめになる---と言いたくなる。その一方で当然規制すべきだろうと思うものがされていない。トランス脂肪酸が無規制なのは疑問だし、ヒジキを注意勧告すらしないのも疑問。
ぼやかないぼやかない

そこで血糖値測定セットを個人輸入することにした。ACON社の物なら測定チップを200枚つけても1万円以下で買える。安い。早速買って測定してみた。方法は簡単だ。指先あたりに穿孔して血を絞り出し(流れない程度のごく少量でよい)、測定器にチップを付けてその血液に当てるだけだ。毛管現象で吸い込まれ、測定される。穿孔は多少は痛いが注射の苦痛に比べたら1/10だろう。
測定してみるとミカンを4個ほど食べた直後では血糖値が一気に190になった。リンゴも同様だ。普通の軽い食事でも食後は160を超えた。
これは大変だ。完全に糖尿病の入口(いや既に入っている?)ではないか? 気になってそれから毎日20回程度測定した。それで傾向がわかった。リンゴやみかんなどは食後血糖値がものすごく上がる。肉類は上がらない。食後2時間後くらいから下がり始めるが6時間後でも十分には下がらない。
やはりこのままでは重症糖尿病に突き進む。そこでネットで情報を得て糖質制限をする事にした。糖質制限とは主に炭水化物からなる食物を口にしない事だ。ご飯とか麺類とかパンとかお菓子とか果物とかトウモロコシとか芋などがそれにあたる。(炭水化物≒糖質+食物繊維)
糖質制限食による血糖値対策にはタンパク質や脂肪の制限はしなくて良い。と言うかむしろ従来よりも意識してたくさん摂取しなければならない。このあたりが従来の糖尿病食とは大きく異なる。私は当然糖質制限食を選ぶ。
最近の調査研究によれば、食事の栄養素で炭水化物(糖質)の割合が多い集団ほど死亡率が高い事が判明した。つまり健康的ではなく短命になる。逆に脂肪の割合が多い集団ほど死亡率が下がり健康長寿になる。これは最近の大規模調査の結果だから、恐らく間違いないだろう。
脂肪の中でも従来は健康的ではないと言われていた飽和脂肪酸(肉や乳製品の脂肪分)も多く摂取するほど死亡率が減り、健康長寿になる。肉の油も悪者ではなかった。
このところ従来は常識だと信じられてきた刷り込みがひっくり返る事が多い。動物性油脂が悪で植物性油脂が身体に良い、みたいにいわれてきたが、どうも逆らしい。植物油成分ではリノール酸の害がいわれているし、植物性油脂から作られるマーガリン等にはトランス脂肪酸という確定的悪玉がたくさん含まれる。それに対して動物性油脂は身体に良いとか、害は無い、という研究結果が目立つ。考えてみれば植物性油脂は我々人類とは大きく異なる生物種の油だが、動物性油脂は我々の身体の油とほとんど同じだ。害が少なく健康的なのは当然か。
動物性タンパク質も多く摂取する方が寿命が長くなるそうだ。しかし植物性タンパク質にはその効果か見られない。大豆タンパク(豆腐など)では肉や魚の代用にはならないという事だ。タンパク質も「植物性が良い」と言うイメージ刷り込みがあったが、実は逆だったということみたいだ。
穀物農家の方には申し訳ないが、健康のためには穀類は直接食べない方が良いのだろう。穀類は家畜に食べさせて、人はその肉や卵,乳製品を食べるのが健康的という結論になるのだろう。
大きな声では言えないねー
世界の飢えている人たちの事を考えると贅沢すぎて許されない事かもしれない。


これは人類の長い歴史をたどれば圧倒的に長かった狩猟採集生活での主食となる肉,魚介,ナッツ,草食が人間本来の食事だったのだから当然かもしれない。
人類が炭水化物(糖質)のかたまりみたいな穀物を大量に食べるようになったのは農耕が発達してからの事だから、せいぜい数千年前からであり、それまでの歴史(カウントの仕方によるが数百万年~数億年)から見れば、ごくごく最近の事だ。
だから人は生物としての穀物(糖質)適応が十分にはできていないのだろう。まだまだ人間の身体は狩猟採集生活で得る食物によりよく適応しているのだ。
狩猟採集時代でも果物は食べていただろう。しかし自然界の物は季節が限られ、ごく短期間しか食べれないから、一時的に糖質過多になっても悪影響が少なかったのだろう。それに昔の果実は今の品種改良され、異常に?糖度が高くなった果実ほど糖質が多くはなかったのだろう。
しかし現代の様に1年中果物やそれの乾燥したものやジュースが手に入る様になると糖質の過剰摂取の主犯格になりかねない。果物はハウス栽培ではなく露地物だけにして、乾燥果実やジュース等の保存食も避けた方が無難だ。
そんなわけで肉,魚を主体にする食事にする事にしたが、狩猟採集生活でも多量に摂取していたであろう草(葉もの菜類)やナッツ等も必要だとおもう。これらは腸内環境を整えたり、ビタミン類を補給する役割がある。
それに加えビタミン剤も補強した。ビタミンCを約1000mg/日,コリンを500mg/日。おかげで従来からの薬,サプリと合わせると大量(20錠そのうちカプセルが6錠)になり、3回に分けて飲み込んでいるが、途中で食道に止まりやすいので最後にこんにゃくゼリーを飲み込む
こんにゃくゼリーをかまずに飲み込むのは危険だよ。程々にかんで細かくしてから一気に飲み込むのだ
薬は急いでのみこんではならない。水や牛乳と共に口の中でしばらくころがし、表面がヌルヌルになってから一気に飲み込む


クッキー等も低糖質の物がネット販売されている。
これらは結構美味しい。飽きにくい味で主食になり得る?。最初は固さにおどろいたが、じっくり食べれるのでダイエットには良いだろう。かなりしっかり詰まった重いクッキーが1個で25kCal程度だ。いくら食べても一食に10個は難しい。普通は5個程度だろう。すると125kCal~250kCalにしかならないので、かなり低カロリー食と言える。食物繊維が豊富だし、おまけに安い。
これに肉類,魚介,チーズ,ヨーグルト,タマゴ,葉物野菜などで500kCalほど摂れば1食の栄養バランスとしてはほぼOKだろう。
おやつとしては糖質,カロリーがゼロのゼリーが色々あるので助かる。このあたりではコープ桜が丘で売っている物(ゼリーdeゼロ マルハニチロ製)が一番美味しい。1日に2~3個消費している。低糖質の麦芽コーヒーやココア,コーヒー味の寒天ゼリーもイオンの店で安く売っている。これらも美味しい。
コーラなどにもゼロカロリーの物がある。ゼロだから安心していくらでも飲める。しかし人工甘味料の安全性には一抹の不安があるのだが。
まあ、そんなこんなで色々対策したおかげで、今年の2月にはHbA1cが6になり、3月末には5.5にまで下がった。完全な安全圏だ。それにともない体重も減った。12月末頃に糖質制限を始めて3月末で約10kg減った。まだもう少し減るだろう。 3月に受けた人間ドック(PET,MRI,血液検査)でも結果は上々だった。

スポンサーサイト