2023-08-18 (Fri)✎
安芸の宮島、道後温泉 2023/08/11~12、2023/08/15~16
今年の盆休みは珍しく出歩いた。8/11~8/12は宮島で一泊、8/15~8/16は台風で旅館がキャンセルで空いているのを狙い、道後温泉へ。
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8/11~8/12 広島県廿日市市 宮島にて
2023/08/12 宮島一泊観光。前回は2021/11/28に日帰りで行った。今回は古民家の一軒貸しタイプの宿(KIYOMORI)を借りて叔母さんたちも誘って4人で泊まってみた。しかしこの選択は失敗。普通の旅館の方がずっと良かった。このような宿はペット同伴で大勢で泊まり、食事は自分たちで食材を持ち込んで自炊して大騒ぎする人たちに向く。外国人の需要が多いかもしれない。
四時ごろ。前回、大鳥居は工事中だったが、今回は正常な姿が見れた。まだ潮は満ちており、海の上に建って見える。木造で重量は600トン程度あるらしい。これは海底に固定されておらず、その重量で海底に乗っているだけだそうだ。そのため地震その他の大きな外力が加わっても、それを逃がしてしまい大鳥居には破壊的な力が加わらない。いわゆる柔構造だ。

あついよー。鹿たちも日光を避けて休んでいる。ここの鹿は観光客が餌を与えるのを禁止しているので、奈良公園の鹿の様には観光客によってこない。でもツノ(角)のある鹿は少し怖い。
鹿は神様の使いとして優遇されているのかな?そういえばアニメ「もののけ姫」でも鹿が出てきた。この時は神様の使いではなく神様そのものだったと思ったが。(森の守り神、シシ神)
観光船に乗って大鳥居を見物。7時過ぎで夕暮れ時だ。このくらいの時間が夜景観光には一番良い。
宮島の山のラインに注目。このシルエットが女神が仰向けに横たわっているように見えたので神様の島、と言われるようになったらしい。
12日昼過ぎ。今日の干潮はPM1時頃でー100cmらしい。ー100cm以下で歩いて大鳥居まで行けるらしい。潮干狩りもできるらしいが、本格的にやっている人は見かけなかった。しかし潮干狩りは久しく行っていないなー。一時期、頻繁に行った思い出がある。食べもしないのに大量に採ってきてきて砂抜きし冷凍庫に投入。そして冷蔵庫のごみと化す。だいぶ処分したが、まだ残っているような---。

神社もすっかり潮が引いて、普通の陸上の神社になっている。
8/15~8/16日 愛媛県松山市道後温泉にて
旅館「ふなや」の六階客室から見た旅館の庭。かなり立派だ。庭についてはまた後で詳しく紹介する。後方に松山市街が見え、さらに遠くに松山城のある城山が見えている。
城山の拡大写真。松山城は姫路城などと違い山城だから、簡単には行けない。通常はロープウェイを利用するようだ。私たちは今回も行かなかった。姫路城を見慣れているせいで他のお城に行っても見劣りし、あまり感動が無い。姫路城に勝てる日本の城はたぶん無い。
旅館を抜け出してネコカフェに行ってみた。ここは前回も来たところだ。相変わらずで知ってるネコもまだいた。我が家はネコカフェ状態なんだから、こんな所まで来てわざわざ行かなくてもよさそうだけど。同業者を視察しているような気分だ。
旅館「ふなや」は創業395年以上を誇る道後一の老舗旅館、とのこと。超有名人の宿泊も多いようで、例えば昭和天皇を始めとした多くの皇族方に加え、夏目漱石、正岡子規、高浜虚子、渋沢栄一、etc. そうそうたる歴史上の人物名が並ぶ。
この旅館は夜朝食とも部屋食だった。最近は部屋食できるところが減ったので希少価値が有る。食事内容もかなりハイレベルだ。それなのに宿代は普通なのだからコスパは比較的良い。
大浴場は私が入ったのはひのき風呂。古代檜のみで作ったとのこと。希少だ。古代ひのきとは二千年前後かけて育ち、その後倒木となり、更にそのまま100年とか200年の年月眠った木らしい。
しかしこの大浴場は夜がPM11:30で終了だった。これは少し早すぎると思う。
ロビーもなかなか雰囲気が良い。ケーキや飲み物も提供してくれる。サービス価格はホテルのロビーの喫茶コーナーとしては平均的。
ロビー(2F)から見た庭。
庭を散策してみよう。しかし外はむし暑いと思ったら、どうやらエアコンの室外機か温泉の放熱口が近くにあったようで、出口を少し離れると、そうでもなかった。
希望すればここで食事をとることも出来るらしい。(不確か)
ここは昔の出入り口(正門)だったのかな? 時代劇でよく出てくる門だ。
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