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ランが大変だー

ランの体調が悪い

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2024年01月20日ごろ、ランの手と目の上に禿げができた。これは猫カビ症だと思い、すぐに動物病院に連れて行った。じつはランは猫カビに何度もやられており、今回が四度目だ。


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これまでは飲み薬が処方されたのだけれど、今回は塗り薬だった。ビクタスSMTクリーム。成分をみると硝酸ミコナゾールだった。人の水虫用外用薬と同じであり近年の真菌に対する特効薬だ。効くはずなんだけどー。


これで2~3日やってみたが、禿げが悪化したので、もう一度動物病院に行き今度は飲み薬を処方してもらった。イトラコナゾールを25㎎/日、飲ませる。人間向けに作られた抗真菌薬だが、量を1/4にして猫用として使うようだ。薬なんて多くは人間用として開発されたものであり、それを量を調整したりして犬猫用に使用している場合が多い。。


これで一週間ほど治療し、禿げもかなり回復したが、最近食欲をなくしているのが気になった。元気もない。体重を計ってみると3.9kgしかない。つい最近までは4.5kgあったのに。


あわてて1月31日に動物病院に連れて行って検査してもらうと肝臓の状態が非常に悪かった。  


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1月31日より点滴とウルソ錠50mg/日の治療が始まった。黄疸が耳の穴あたりにかなり出ている。食欲は回復しない。何も食べない。体重も3.5kgまで落ちた。強制給餌を開始。最初はよくわからなくて少しづつしか与えなかったが、いくら与えても良いと聞いて一日に150g以上、与えることにした。


獣医師の話ではヒルズの缶詰が良いらしいが、ランは好きではないようで若干抵抗する。たまに吐き出す。これに対しミルクやチュールの方が抵抗なく食べる。だからどうしてもネコミルクをペースト状にしたやつや、チュールご飯(総合栄養食タイプ)が多くなってしまう。


ランは口の中に投入すればいくらでも食べる。普通の猫は無理やり食べさせるのが困難らしいが、ランは簡単だ。一度に5ccくらい口に投入しても大丈夫だ。最初は針無し注射器に詰めて口の中に投入していた。


しかしこれでは回数が何十回にもなり、だんだんめんどくさくなってきた。そこでポリ袋に餌を詰めて、それの小さな穴からケーキ作りみたいに絞り出して口に投入するようになった。これでだいぶ楽になった。さらにはレトルトパックの隅をハサミで切り、直接しぼり出して口の中に投入するようになった。


2月07日よりステロイド治療が始まった。ウルソ錠50mg/日も併用。少し元気になってきている感もあるが、相変わらず自分からはエサを食べない。


2月10日、動物病院に連れて行かなくてはならないが、ランが見当たらない。最近ランは無理やり食べさせられるのが嫌なのか隠れる。だからいつもかくれんぼ状態になる。この日もランが見つからなくて家中を探し回った。


2時間くらいかけて、やっと見つけた。そのまま病院に連れて行ったのだが、それがまずかった。おしっこを貯めていたようで、車の中で(私の膝の上で)大量に漏らしてしまった。今後は出かける前にトイレをさせるべきだ


前日、体温を計ると41.5℃もあった。しかし医者に聞いたところ現在は少し高い程度であり、大きな問題はないし、41.5℃であったとしても猫は平熱が高いのであまり心配はいらないとの事だった。体重は3.7㎏まで回復した。


診察が終わってランの大好物のケンタッキーとシュークリームを買った。家に帰って与えてみたら、少しだけ食べてくれた。しかし全く本調子ではない。その夜もミルクペーストとヒルズの缶詰を無理やり70gほど食べさせた。チュールも2本食べさせた。おかげでまた隠れてしまった。やっぱり無理やり食べさせられるのは嫌なんだろう。


でも食べないと危険だから、しかたがない。今回のランの病気は以下のストーリで説明できると思っている。


猫カビ症で抗真菌剤を飲んだ。これの副作用として肝機能障害、食欲不振があり、それで食べなくなった。


すると特に太った猫の場合、2~3日間絶食すると栄養飢餓対応の自己防御が過剰に働き、全身の脂肪が肝臓に集められる。これが原因で脂肪肝になりやすい。そうなると肝機能が大きく低下する(肝リピドーシス)。その場合、黄疸も出る。こうなるとますます餌を食べず状態が悪化し死ぬ。


これは猫に特徴的に見られる病気であり、これの治療の基本は栄養療法とのこと。十分な栄養を与えることで脂肪が肝臓に集中するのを防ぐ。これは人体の場合の常識とは少し違う。


しかし肝臓をやられていると食欲が無くなるので食べない。この悪循環がおこり、治療しない場合は多くの場合、死ぬらしい。だからこの場合は強制的に食べさせなくてはならない。方法としては口を開かせて強制給餌や、場合によってはチューブで栄養を胃に入れるらしい。これで回復する場合が多いそうだが、場合によってはステロイドも使う。現在の治療はセオリー通りだ。



2024/02/13

せいしん動物病院に行き、血液検査をして頂いた。獣医師にはFIP(猫伝染性腹膜炎)の可能性が高いと言われていたが、私から見てランは脂肪肝(肝リピドーシス)の症状に近いと思うので、その方向で対処したい。


尚、FIPは不治の病と言われており、治療法は無く致死率100%に近いとのこと。ただし未承認薬による怪しげな治療法で完治をうたう業者は多い。しかし薬価が100万円とかとんでもない。不治の病とかにはとかくこのような話が多い。飼い主の藁をもつかむ思いに付けこむような高額未承認薬は罪が重い。獣医師全体の意思として、法外な薬価の未承認薬は使わない、と明確に意思表示するべきではないか?



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血液検査の結果は上表の様にかなりよくなったが、炎症の数値WBCと黄疸の数値TBILが高い。体温が高い状態が続いているから、肝臓の炎症だろう。それでも体温は少し下がっている。今日は40.5℃


2024/02/15

かなり体温が平熱に近づいてきた(39℃)。黄疸も軽減したように思う。体重は39kg弱まで回復した。少し下痢気味。大量のミルク投与のせいか?今週は2回もおしり洗浄をした。


動物病院が勧めるヒルズの缶詰はいくつかの点で難がある。まず私から見て美味しそうでない。特に温めると臭い。つまり飼い主には好まれないだろう。


それでも猫が美味しいと思うのならそれでよいが、どうもランも美味しくないと思っているようなのだ。ミルクやチュールやイナバのレトルトなら口に放り込めば食べるが、ヒルズは舌で押し返してくる。やはり食事は美味しくなきゃダメだろう。


それ以外にも缶詰はカンの処分に手間がかかる。ごみ問題の観点からもやはりレトルトが良い。これならパックから直接絞り出して食べさせることも出来る。


総合栄養食について:ペットの食事はメインを総合栄養食にしろという風潮があるが、これはどんなもんだろう。例えば人は総合栄養食なんて食べない。ご飯だって肉、魚、野菜だって、それらを調理した食事(家庭料理や各種定食、ラーメン、カレーライス等々)も総合栄養食ではない場合がほとんどだろう。そればっかり食べていたら栄養のバランスが悪くなり、病気にもなるだろう。でも色々なものを食べることで、長期間の平均をとると栄養はバランスしている。


猫だって自然の状態では総合栄養食なんて食べていない。例えばネズミばかり食っていたら栄養バランスが悪くて病気にもなるだろう。でも自然界での猫はネズミ以外の色々なもの(鳥、魚、虫、草など)を食べることで長期間の平均としては不足な栄養素が無いようにしている。これには生物に組み込まれた補償機能が働くからだと考えられ、ある栄養素が不足すると、それが含まれた食べ物を食べたくなるようにできている。


缶詰やレトルトは肉や魚などの食材をそのまま使ったものが多く、そのままでは総合栄養食にはならない。だから缶詰やレトルトの多くは「一般食」に分類される。これを総合栄養食にするには各種の添加物をたくさん投入して総合栄養食の基準を満足させる。でも、こんなやり方は正しいのか?自然の食材に近い缶詰やレトルトでも色々な餌を与えれば長期間では栄養はバランスするだろう。私はこの方が良いと思う。


2024/02/15夜

夜になって、突然ランが復活した。好奇心の塊みたいな表情も復活した。歩き回るようになり人について回る行動パターンも復活しつつある。風呂にもついてきてドアの所でずっと待っている。エサもレトルトは自分で食べ始めた。あと少しで完全回復しそうだ。


2024/02/18

ここ2~3日のランの行動を見る限り完全復活だ。好奇心の塊りみたいな表情も復活した。餌もよく食べる。よく動き回って出迎え、見送りも猫にしてはマメにする。風呂にもついてきてドアの外で待っている。



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